警告
- 取付けの際は取扱説明書に沿って正しく取付けてください。取付け方法を間違えると火災・故障などの原因となります。
- 本製品は高電圧を発生させるシステムを使用しているため、取扱には充分ご注意ください。高電圧感電により、火傷や人命にかかわる重大な事故を引き起こす危険性があります。またスパークや絶縁不良、ショートにより本製品の故障や車輌火災の原因となりますので充分ご注意ください。
- 本製品は精密機器ですので、落としたり、配線を無理に引っ張ったりしないでください。故障の原因となったり、高電圧感電により火傷や人命にかかわる重大な事故を引き起こす危険性があります。
- 取付けや点検を行う際は、濡れた手や、オイルの付いた手で行わないでください。また、点灯時にはバルブ、バラスト、コードには触らないでください。高電圧感電により、火傷や人命にかかわる重大な事故を引き起こす危険性があります。
- 本製品の分解・改造は絶対に行わないでください。車輌火災や事故の原因となります。また、分解・改造した製品の保証は受けられません。
- 取付け作業前および作業中に本製品に損傷を発見した場合は直ちに取付け作業を中止してください。高電圧感電により、火傷や人命にかかわる重大な事故を引き起こす危険性があります。
注意
- 本製品はハーレー専用です。
※車種により車輌側配線色、ライトケースや配線方法が異なる場合があります。
※車種・年式により専用ステーの加工が必要な場合があります。 - 車輌の固体差によりハイビームが保持出来ず、すぐにLoになってしまう不具合が生じる場合がございます。この様な不具合が起こった場合、当社までご相談ください。
対象商品:ハーレー ビックツイン TC96 ソフティル キャンバスシステム装着車 専用(No.62839-01〜03)、ハーレー ビックツイン TC96 ダイナ キャンバスシステム装着車 専用(No.62843-01〜03) - 本製品を取付けの際、各部ねじが緩みそうな箇所は、ねじロック剤を使用し確実に取付けてください。また本製品を取付けた後は、定期的にねじの緩み、ガタつき、ステーなどの劣化の確認を行ってください。
- アイドリング時に発電量が足らない車輌は電圧不足によりバッテリーが上がり、立ち消えしてしまいますので発電量には十分ご注意ください。
- ABS装着車は専用ステーがABS装置に干渉するため、お取付けできません。
※ハーレー ビックツイン Evo・TC88・TC96 専用HIDキットのみ。 - 本製品を使用中、少しでも異常を感じた場合は、お買い求めの販売店または当社サービス課までお問い合わせください。
- 点灯中のバルブを直視しないでください。視覚障害の原因となります。
- ライト点灯時や消灯直後は、バルブに水を直接かけたり、手で触れないでください。バルブが非常に高温になっており、火傷の原因となります。また、水をかけると急激な温度差によりガラス部分が割れる原因となります。
- バルブを落としたり、キズを付けたり、無理な力を加えないでください。バルブの破損、性能の低下、バルブの寿命を縮める原因となり、ケガの原因にもなります。
- 本製品の点灯/消灯は頻繁に行わないでください。バルブの寿命が短くなったり、不点灯など故障の原因となります。
- 紙や布、ガソリン、可燃スプレー、シンナー等燃えやすい物や引火する危険のあるものの近くでは点灯しないでください。
- 本製品は、当社測定機による検査にて車検対応品として製造しておりますが、車輌の状態や誤差・検査測定機の相違等により車検に適合しない場合があります。
- ご使用前に必ず光軸の調整を行ってください。光軸があっていないと車検対応出来ません。また対向車の視界の妨げになり、交通事故を誘発する恐れがあります。
- 本製品の取付けによりディーラーなどの保証が受けられない場合があります。
- 本製品の使用により生じた故障・事故などの損害については、当社で一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
- 修理の際に生じる脱着工賃やその他諸費用につきましては、当社で一切責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。
HIDの車検対応基準及び車検不合格時の対応について
色温度に関して
車検場によって異なる場合がありますが、一般的に約3000ケルビン〜約6000ケルビン以下が
車検対応基準値となっています。ただし、検査員によって基準値が異なる場合がありますのでご注意ください。
※本製品は上記基準値以内です。
光度に関して
車検対応基準値は1灯につき15000カンデラ以上であることとされています。
※本製品は上記基準値以上です。
本製品をお使いいただいて車検が通らない場合
本製品は車検対応製品(色温度・光度)ですが、ライトテスターが光量不足と判断し車検不合格になる場合があります。
ヘッドライトはヘッドライトバルブの光をリフレクターで反射させ光を照らしています。ノーマルのハロゲン球では光量が低く且つやわらかい光のため、リフレクターからの反射光がまとまるのに対し、HIDバルブはハロゲン球よりも3倍以上の光量であるため目視においては明るいですが、リフレクターの成形精度が低い場合、光が散ってしまいライトテスターが光量不足と判断してしまいます。
最近ではヘッドライトのマルチリフレクター化が進み、よりリフレクターの精度による影響を受け、光が散ってしまい、車検不合格となるケースが増えています。オートバイにおいてリフレクターの成形精度が低いもの、特に輸入車にその傾向は強く出ています。
もし、上記等の内容で車検に受からない場合は取扱説明書に従いノーマルのハロゲン球を必ずギボシ加工していただき、HIDバルブと差し替えてから光軸調整をして車検を受けてください。
※この際、HIDのバッテリー電源線のヒューズは必ず取り外してから作業をおこなってください。
また、この作業は出先での突然のトラブルでも対応できますので、必ずギボシ加工したノーマルのハロゲン球を携帯してください。